オリ・パラ大会より学ぶこと
東京五輪より学ぶこととして、五輪関連のCOVID-19発生状況をみると、大会では453症例が見られた。
その中で選手は18%大会関係者は82%、国内居住者が68%、
その内訳は首都圏在住者が91%(特に東京都79%)であった。現在も増加中である。
このことから大きく学ぶことがある。
この夏、特に小・中学・高校ではスポーツに限らず、あらゆる全国大会が首都圏・関西等で開催されていたことをご存知だろうか。
オリンピックは厳重な感染管理下にあったが、これら全国の大会はそうではない。
この意識がCOVID-19に対する日本の総意であり現在の状況を作り出している。保護者は深く考えるべきである。
これこそが憂慮する事態である。
これから、小児では大人以上に急速に感染が拡大する事が危惧されている。学校・塾・児童館・園・保育所は危機である。
それでも未だその意識は以前のままである。市・県が部活や学校活動への警鐘を鳴らしても部活動・修学旅行・野活は止まらない。
これでは感染増加は止められない。強く考えていただきたい。
大事な方の命とその行動の感染リスクを、お子様が大事でない人はいないと思う。これらの活動はいいのだろうか?
目の前の行動については自ら中止する勇気を持って欲しい! 院長